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2004年 10月10日号

 
 いよいよ10月に入りました。猛暑だった夏が嘘のように毎日がとても過ごしやすいですね。食欲の秋 読書の秋・・・と様々ありますが皆さんはどのように秋を満喫されるのでしょうか。町中を車で走っていても木々の紅葉が目に付くようになりました。
 電話による詐欺事件が頻発しているようです。お知り合いの方も被害に遭われた方がいらっしゃいます。不審な電話がかかってきたら、冷静になるためにも相手の連絡先を聞いて、折り返し電話をするように心掛けてください。一呼吸置くと「あれっおかしいな?」と気づくことも多いハズです。充分にお気をつけ下さい。
  代表取締役 川端 登

会社名:有限会社 河原電気
氏 名:河原 康夫
業 種:電気工事業
出 身:北海道
趣 味:ゴルフ その他少々
■この仕事を始めたきっかけは?
 もともと技術系の仕事に興味があり、この仕事を選びました。

■仕事に対するこだわり
 お客様に対する気配りと、なによりも安全な工事を心がけております。

■モットー
 お客様が使いやすい様に、常に考えた施工

■ひとこと
 電気を安全に使って光陽の建物で快適な生活を楽しんで下さい。

         
 先日、私の家が空き巣に入られてしまいました。まさが自分が被害に遭うとは夢にも思っていませんでした・・・。
 以前、この「かわらばん」の中ででも「空き巣」対策を紹介させて頂いたことがありましたが、ある程度の対策を行っていれば十分に防げるものだとも実感しました。私の場合1階部分の為、対策の必要性は感じていたものの実行はしていませんでした。 
 やはり有効なのが「補助鍵」です。今回掃き出し窓のガラスを割られ鍵を回されて侵入されました。サッシの上下に簡単な「補助鍵」を付ければ容易には破れないはずです。我が家ではさらにガラスが割られると振動で鳴る「ブザー」、ガラスに貼り割れにくくする「防犯フィルム」も取り付けました。
 また、「油断」も禁物です。うちは、通りに面した部屋で、しかも侵入された窓の前は見通しのよい駐車場となっていました。が、その日は洗濯物を干したまま出かけ、窓はその陰になってしまっていました・・・
 さらには被害に遭ってしまった場合の「保険」もとても大事です。通常の火災保険や共済は盗難の被害は「時価補償」になります。しかしこれでは被害額が減価償却されてしまい十分な補償にはなりません。(実際私がそうでした!!)
三井住友海上の火災保険「ホームピカイチ」という商品でしたら、「新価補償」となっているため、被害に遭った品物は新品価格で補償されます!皆さんの保険は大丈夫ですか?
 防犯対策、並びに保険の相談も光陽までどうぞ。

       
 不動産登記法が今年の6月に改正され、来年の春より施行される見込みです。
 この改正によりこれまでの「権利証」による「紙」の登記から、コンピューターを使った「オンライン」登記に変わります。これにより、今まで本人確認の為に「権利証」「実印」「印鑑証明書」が必要でしたが、これらは必要無くなります。代わりになるのが登記所から発行される「パスワード」です。
 これまでは登記所が確かに登記を受け付けたとの証(あかし)として「登記済み」の印を押してくれます。それが「権利証」であり所有者の証となりました。これからの登記所は「登記済み」の印を押す代わりに、不動産の新たな所有者に「登記識別情報(パスワード)」を発行します。
 登記識別情報とは登記名義人であることを確認するために用いられる符号であって、登記人が誰かという情報とどの物件物件なのかとの両方をその情報により識別することになります。具体的には英数字(A~Z、1~9)
までの文字の組み合わせとなる様です。また、管理に不安の方にはパスワードの不発行の選択も出来るようです。当面はこれまでの「紙」の登記と併存するようですが、いずれ「権利証」は無くなるのでしょう。
 昔のテレビなどで、借金の形(かた)に「権利証をだせ!」という場面がありましたが、これからは「パスワードを教えろ!?」とでもなるのでしょうか?なんだかピンとこないですね。

     
 9月に入っても暑い日が続いておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。真夏日の記録も更新され、先頃終わったオリンピックと違いあまり嬉しくない新記録です。嬉しく無いどころか、地球は既に泣き出していると言えるのではないでしょうか。今年の気候は、恐らく日本のほとんどの人達が地球温暖化を感じたのではないでしょうか。記録的な猛暑や、連日の台風の被害、これを異常と思わない人は少ないと思います。
 1997年の京都会議の際、日本ではCO2排出量を6%削減する事が決まった事は皆さんもご承知の事と思います。建築的にも1999年に次世代省エネ基準という基準が、金融公庫から発令されましたが、私たちの住んでいる関東南部(W地区)で、熱損失係数(Q値)を2.7W 以下、建物1u当たりの隙間相当面積(C値)を5.0cm2と定めていますが、この中途半端な数値の根拠は、現在の日本の木造建築で10p程度の壁の中一杯にグラスウール(ガラス繊維の断熱材)を詰め込んだ場合の数値に過ぎず、専門家から言わせれば、全く省エネにならないとの事です。地球温暖化防止が目的であれば、W地区でもQ値=2.0W 以下、C値=2.0cm2でなければならないとの事です。北欧や北米では20年近く前に、既に住宅の省エネに取り組んでおり、カナダ政府が開発したR−2000という住宅は、Q値=1.4W以下、C値=0.9cm2以下という基準で、国を上げて建築に取り組んでいる所もあります。そう考えると日本という国は、省エネや、エコに対してとても意識が薄い様です。光陽では、10年近く前から導入しているソーラーサーキットの建物は、W地区においても、Q値=1.8W程度、C値=0.5cm2程度の性能を誇っています。省エネやエコというものは、「自分位やらなくても他の人がやれば」と思う方もいると思いますが、自分たちが生活している地球のため、と言う事は、自分のためと言う事にならな
いでしょうか?一人一人出来る事から、省エネ、エコにもっと意識を持ってみては如何でしょうか、そのフィードバックは、地球から必ずあると思います。